８日付聯合報が中国紙「北京日報」の報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団（フォックスコン）が６日、北京最大の国有企業グループ、北京控股集団と医療サービス、スマートシティー、健康・高齢者福祉などの事業を共同展開することで戦略提携を結んだもようだ。うちスマート技術を導入した高齢者福祉サービスについては今年末にも北京で事業を開始する計画とされる。
聯合報によると、北京控股は今後、鴻海が創設を計画している医療関連投資ファンド「創新医療投資基金」に参加し、世界の医療、健康管理分野で出資や買収など投資を行うほか、双方のリソースを活用して関連製品の生産や応用サービスなどの事業を共同展開する方針とされる。また、電子、通信、検査などに関する技術協力も進めるとみられる。
