ニュース 石油・化学 作成日:2016年1月12日_記事番号:T00061417
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の2015年純利益は合計1,414億7,800万台湾元(約5,000億円)と前年の2倍、過去4年で最高だった。売上高は前年比21.9%減の1兆4,500億元。春節ボーナス(年終奨金)は過去3年の1株当たり税引き前利益5.33元を基に計算し、上限の6カ月を支給する。12日付蘋果日報などが報じた。
各社の15年純利益は▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、308億8,700万元(前年比72.8%増)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス、南亜プラ)、357億400万元(12.5%増)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、275億8,500万元(162%増)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、473億100万元(421%増)──だった。
台塑化の曹明総経理は、原油価格の下落を受け、昨年は石油精製が1日当たり47万7,000バレルと前年の45万9,000バレルから増加した上、加工コストが減少し、利幅が拡大したと説明した。今年第1~2四半期はフル稼働で日産量54万バレルが見込めると述べた。国際原油価格は底打ちするとして、1バレル=37米ドルを予測した。
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