ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年1月12日_記事番号:T00061419
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は2015年連結売上高が前年比0.24%増の1,605億9,700万台湾元(約5,700億円)、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)は1.28%増の1,217億2,300万元で、いずれも過去最高だった。12日付工商時報が報じた。
裕隆汽車は、中国の車両購置税(自動車取得税)半減措置、台湾の貨物税(物品税)減免措置に恩恵を受けたほか、1月の納車増に備えて12月に増産したため、12月売上高が前年同月比24.48%増の134億6,700万元と、100億元台を回復した。今年は自社ブランド「LUXGEN(ラクスジェン)」が中小型セダン「S3」を発売予定で、中台の新車販売台数が9万台に上り、売上高が過去最高を更新する見通しだ。
中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の昨年連結売上高は前年比2.6%増の368億8,500万元だった。中華汽車は、三菱の新型MPV(多目的車)、ジンガーの販売が好調で、昨年12月の連結売上高が前年同月比19.38%増の30億2,500万元に達した。
裕隆日産汽車の昨年連結売上高は前年比0.13%増の332億1,400万元で、過去10年の最高だった。一方、三陽工業(SYM)は新車販売が伸びず、昨年連結売上高が335億2,700万元で前年比8.68%減と、上場自動車会社で唯一減収だった。
市場全体の新車登録台数は昨年12月に4万1,821台に上り、通年では42万780台の高水準だった。
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