ニュース 金融 作成日:2016年1月18日_記事番号:T00061539
生命保険業界の業界団体、人寿保険商業同業公会(LIA−ROC)が15日発表した統計によると、2015年の新契約年換算保険料収入は1兆1,863億台湾元(約4兆1,300億円)で前年比1.45%増加した。過去最高だった2012年に41億元届かなかった。ただ、保有契約を合わせれば5.6%増の2兆9,300億元で、過去最高を更新した。16日付工商時報が報じた。
新契約年換算保険料収入のうち、昨年伸びが最も大きかったのは利率変動型年金保険で前年比60%以上増の1,022億元だった。従来型保険は養老保険、原資保証型などがよく売れ、26.4%増の2,475億元だった。投資型保険は債券連動型の保険が売れず、約10%減の3,460億元だった。
国泰人寿保険(キャセイライフ)は投資型保険が1,145億元、従来型保険が743億元で、業界首位だった。このほか保険商品別の首位は、▽利率変動型保険、富邦人寿保険1,278億元▽利率変動型年金保険、南山人寿保険530億元▽医療保険、三商美邦人寿保険(マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス)63億元──だった。
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