新光三越百貨・台中中港店は2016年売上高目標が前年比1.6％増の175億台湾元（約610億円）、台中大遠百（トップシティー）は５％増の122億元で、今年に続き過去最高の更新を目指す。21日付工商時報が報じた。
新光三越中港店は、飲食店やアウトドアスポーツ関連の好調が続くと予測し、各フロアに喫茶店などを設け、９～10階には人気レストランを誘致して集客を図る。また２月５日から、ＶＩＰカード持参で688元以上購入すれば、春節（旧正月）福袋（限定500個）を1,000元で予約できる。中身は総額5,000元以上の商品で、特等はダイヤモンドの指輪（42万5,000元相当）やアップル製品が入っている。福袋の受け取りは８日。
トップシティーも、フロア改装や人気ブランド誘致を続け、下半期に飲食テナントの見直しを行うほか、２月４日から春節福袋（限定1,000個）の予約を受け付ける。全館で888元以上購入すれば、2,000元で予約でき、中身は生活用品が中心で、うち10個は総額30万元を超える。
