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柯文哲台北市長が訪日、舛添都知事と会談


ニュース 政治 作成日:2016年1月26日_記事番号:T00061693

柯文哲台北市長が訪日、舛添都知事と会談

 日本を訪問中の柯文哲台北市長は25日、舛添要一東京都知事と都庁で会談した。柯市長は「台北市と東京都との交流を通じて日台交流を強化したい」と述べた。26日付蘋果日報などが報じた。


舛添都知事(右)は柯市長(左)に会うや、台湾語で「感謝、感謝」と述べ、東日本大震災に対する台湾からの支援に謝意を示した(台北市リリースより)

 柯市長は、馬英九・前々市長(現総統)、郝龍斌前市長の在任中、台北市と日本の交流は比較的少なかったが、自身は就任後、日本からの来賓と優先的に会見し、日本の代表団だけで22組接待したと強調。日本を重要なパートナーとして、台北市と日本の間により実質的な外交関係を築きたいと語った。

 柯市長はまた、台北市議会が日台友好議員聯盟を組織することを決めたと明かし、日台の議員同士の交流深化に期待感を示した。

 舛添都知事は、日本は高齢化問題を非常に重視しており、台湾の役に立つなら日本政府も東京都も喜んで協力すると表明。また議員同士の交流は素晴らしいと述べ、日台が問題に直面した際に迅速に連絡し合えるといいと語った。

 柯市長は同日、東京駅も視察した。駅構内の案内表示に関心を示したほか、「東京駅の土産物店や飲食店は種類が多く、きれいだ。こうした都市の美学は台北市に欠けているもので、学ぶ価値がある」と話した。