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新行政院長に張善政副院長、2月就任


ニュース 政治 作成日:2016年1月26日_記事番号:T00061694

新行政院長に張善政副院長、2月就任

 馬英九総統は25日、毛治国行政院長の辞任を承認し、新行政院長に張善政・行政院副院長(61)を任命した。2月1日に就任する。張次期行政院長は「5月20日の政権交代まで引き続き重要政策を推進する」と表明した。26日付経済日報が報じた。


張次期行政院長は「職位を堅守し、なすべきことをなす」と語った(25日=中央社)

 毛内閣は先週18日、総統・立法委員選挙での国民党敗北を受け総辞職を表明していた。

 張次期行政院長は2000〜10年に宏碁(エイサー)、10〜12年にグーグルで幹部を務めた後、12年に行政院の政務委員に就任。14年3月に初の科技部長、同年12月に行政院副院長に就いた。

 新行政院副院長には国家発展委員会(国発会)の杜紫軍主任委員(前経済部長)が就任する。行政院長、副院長ともに経済・財務に精通した人物が就くことで、新内閣が民進党と立法院の信任を得られれば、中台物品貿易協定の交渉と環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加準備が進むと期待されている。

 このほか新たな閣僚として▽国発会主任委員兼政務委員、林祖嘉・大陸委員会(陸委会)副主任委員▽金融監督管理委員会(金管会)主任委員、王儷玲・同会副主任委員▽農業委員会(農委会)主任委員、陳志清・同会副主任委員▽科技政務委員、鐘嘉徳・科技会報弁公室執行秘書──が就任する。