鴻海精密工業は先週、中国のインターネット動画配信大手、楽視網信息技術（Ｌｅｔｖ）のスマートテレビ「超級電視（スーパーテレビ）」を、鴻海傘下の富智康集団（ＦＩＨモバイル）が重慶市の西永総合保税港区で生産することで契約を交わした。楽視網は今年の超級電視の販売台数が600万台以上へと昨年の２倍に増えると予想している。26日付工商時報が報じた。
鴻海は2013年３月に楽視網との戦略提携を発表、同年５月には鴻海が生産した超級電視が発売された。
このほか、楽視網はインドのベンガルール（旧バンガロール）で大型の研究開発（Ｒ＆Ｄ）センターを設置し、超級電視を含めた製品を扱うとの観測が浮上した。インドに生産拠点を持つ鴻海との提携拡大が期待されている。
