ニュース 運輸 作成日:2016年1月27日_記事番号:T00061724
柯文哲台北市長がこのほど、混雑が深刻なMRT(都市交通システム)文湖線の混雑緩和策を示したことを受け、26日から▽ラッシュ時の運転間隔短縮(85秒から80秒に)▽定員が多い仏マトラ製車両(定員1編成当たり456人)をラッシュ時に集中投入▽六張犁、港墘両駅始発の電車運転──という措置が試験導入された。
柯市長は当初、座席撤去で乗車スペースを増やす案も提示したが、MRT運営会社の台北大衆捷運(TRTC)は、電気系統への影響が生じるため、撤去を見送った。
これまで文湖線ではラッシュ時に1~2本見送らないと乗車できないほど混雑が深刻だった。
TRTCの荘英震・中輸送量運輸処長は「試験導入した措置で1時間当たりの輸送人数を1,800人増やすことができ、待ち時間が20秒にまで短縮される」と述べた。ただ、現在は冬休み期間中に当たるため、実際に混雑がどれだけ解消されるかは長期間の観察が必要との見方を示した。
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