ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年1月27日_記事番号:T00061733
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は26日、2月の台湾市場向け、3月の輸出向けオファー価格の全面引き上げを決定した。値上げは2014年9月以降で初めて。27日付工商時報が報じた。
2月台湾市場向けの値上げ幅は、▽熱延製品、1トン当たり200台湾元(約700円)▽冷延製品、300元▽溶融亜鉛めっきコイル、1,000元──で、率にして1.69~7.4%。これにより、熱延製品価格は1トン当たり1万2,500元、冷延製品は1万4,500~1万5,000元、溶融亜鉛めっきコイルは1万4,500元となる。
3月の輸出向け価格は1トン当たり10~20米ドルの引き上げで、熱延製品が320~340米ドル、冷延製品が410~420米ドル、溶融亜鉛めっきコイルが500米ドル近くになる。
黄宗英董事長は、昨年は鉄鋼価格の下落が続いたが、昨年12月中旬以降、回復の兆しがみられると語った。今後の見通しについては、中国政府が今年、競争力のない鉄鋼メーカーを淘汰(とうた)する考えで、実際に生産能力が減少すれば、市場の回復につながると指摘した。
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