ニュース 電子 作成日:2016年1月27日_記事番号:T00061740
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が26日訪日し、経済産業省の幹部と会談し、鴻海によるシャープへの出資案について説明したようだ。日本の報道によると官民ファンドの産業革新機構(INCJ)がシャープを買収する可能性が高いため、郭董事長は挽回を図るべく自ら出向いたとみられている。27日付経済日報が報じた。
報道によると、鴻海は6,000億円出資を提案しており、今回の会談で詳細を説明したようだ。鴻海は以前いったん合意したシャープへの出資が実現しておらず、日本の一部に同社への不信感があること、および日本政府がシャープの技術流出を懸念していることから、これら懸念を払拭する目的で訪問したとされる。
市場では、鴻海はシャープ買収で、ハイエンド液晶パネル技術を獲得し、鴻海グループの液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の受注力を引き上げる狙いがあるとみられている。
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