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ノートPC用パネル、15年出荷8%減【表】


ニュース 電子 作成日:2016年1月27日_記事番号:T00061741

ノートPC用パネル、15年出荷8%減【表】

 集邦科技(トレンドフォース)が26日発表した傘下ウィッツビュー・テクノロジーの統計によると、ノートパソコン用液晶パネルの世界出荷枚数は1億7,610万枚で前年比8%減少、モニター用は1億4,220万枚で11%減少した。買い替えを促すような新製品がなく、需要は不振だった。27日付蘋果日報が報じた。

 ノートPC用パネル出荷首位はLGディスプレイ(LGD)で前年比9%減の4,660万枚だった。2位は群創光電(イノラックス)で17%減の4,110万枚。主要製品の在庫水準上昇で、減少幅が上位5社で最も大きかった。3位は友達光電(AUO)で6%減の3,670万枚だった。フルハイビジョン(フルHD)パネル強化、オンセル型タッチパネル(oTP)技術のリードが奏功した。4位以下は▽サムスンディスプレイ、3,030万枚(7%減)▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、1,510万枚(9%増)──だった。

 モニター用パネル出荷枚数では、AUOが前年比5%減の2,600万枚で、イノラックスを下し2位だった。ハイエンド製品のラインアップ充実が貢献した。3位のイノラックスは28%減の2,550万枚だった。広視野角のバーティカルアライメント(VA)方式パネルが普及せず、主力製品も中国メーカーに受注を奪われた。首位はLGDで前年同水準の4,150万枚、4位はBOEで6%減の2,010万枚、5位はサムスンディスプレイで4%減の1,980万枚だった。