ニュース 政治 作成日:2016年1月28日_記事番号:T00061745
朱立倫主席の辞任に伴う国民党主席補選は、過去最多となる6人が出馬する混戦となった。当初出馬を表明していた郝龍斌前台北市長は土壇場で出馬を見送った。28日付自由時報が伝えた。
黄敏恵氏は、国民党は総統選挙で300万票以上の票差を付けられたことを教訓としなければならないと語った(27日=中央社)
主席補選は27日、立候補届け出書類の交付を締め切った。書類を受け取ったのは、洪秀柱副主席(立法院副院長)、黄敏恵主席代行、陳学聖立法委員、李新・台北市議、林栄徳・中央常務委員、陳明義・元新北市議員の6人だが、事実上洪秀柱氏と黄敏恵氏の一騎打ちとなる見通しだ。
選挙戦は国民党の今後の政策路線をめぐり、親中傾向が強い洪秀柱氏と、親中では支持が得られないとする「本土派」を代表して出馬する黄敏恵氏が激突する構図となりそうだ。
立候補書類を受け取った黄敏恵氏は「国民党は再起しなければならない。国民党と人民の距離が遠過ぎ、改革を進めなければ、国民党が改革される対象になる」と危機感を表明した。
これまでは、主席代行が主席選に出馬する場合、主席代行を辞任するのが慣例だったが、今回黄敏恵氏は主席代行職を「休職」する形で出馬する。
春節(旧正月、2016年は2月8日)後の立候補届け出では、候補者が6人からさらに絞られる可能性もある。
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