ニュース 運輸 作成日:2016年1月28日_記事番号:T00061751
台北駅と桃園国際空港などを結ぶ台湾桃園国際機場捷運(桃園空港MRT)について、5月の政権交代までの次期行政院長に内定している張善政・行政院副院長は27日、馬英九総統に対し、「(新政権が発足する)5月20日までに無理に開通させるつもりはない。期待しないでもらいたい」などと報告した。馬総統は張副院長の意向を了承し、交通部に決定権限を委ねる考えを示した。28日付聯合報が伝えた。
桃園空港MRTをめぐっては、交通部が落成検査の基準を緩和し、開業を急ぐ方針だと報じられ、馬総統の業績づくりのために早期開業を目指しているのではないかとの批判が相次いでいた。
これに関連し、行政院の孫立群報道官は「落成検査の基準緩和を認めた事実はない」と語った。
開業に向けては今後、契約や専門的意見に基づき、時速や運転間隔の見直しなどが協議される見通しで、開業時期の決定は5月に発足する蔡英文政権に委ねられる可能性が高まった。
交通部台湾高速鉄路(高鉄)局は先日、市民が許すなら6~7月に開通する可能性もあるとしていた。
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