ニュース 金融 作成日:2016年1月28日_記事番号:T00061753
中央銀行(中銀)が27日発表した統計によると、昨年の手形の不渡り総額は933億9,700万台湾元(約3,300億円)で、前年比10.8%増加して2009年の金融危機以降で最悪となった。28日付工商時報が報じた。
昨年は輸出が11カ月連続で前年割れとなり、経済成長率は1%以下の予想で、銀行の主管は「景気悪化で不渡りが増えるのは当然のことだ」と語った。そして、今年の経済成長率に対しても見通しの下方修正が相次いでいることから、第1四半期も不渡りの状況は深刻との見方を示した。
中銀によると、昨年12月の手形の不渡り総額は88億5,700万元で、前月比6%減少、前年同月比15.73%減少と改善したものの、通年2桁増の悪化を押しとどめるには至らなかった。
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