ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月28日_記事番号:T00061758
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は27日の定例会見で、中国が3月下旬以降、台湾への中国人ツアー客の送客を減らすとの報道を否定した。28日付中国時報が伝えた。
馬報道官は「大陸(中国)の関係機関は大陸住民の台湾旅行に人数枠を設けたことはなく、人数枠は台湾側による一方的な措置だ」と指摘した。また、訪台中国人の増減は市場と旅行客の意思によって決まると説明した。
これに先立ち、台湾の旅行会社は3月20日から6月20日にかけ、中国人ツアー客の送客人数を3分の1に削減するとの連絡を中国側旅行会社から受け取っていた。
馬報道官の発言は、中国政府が渡航人数を公式な形で制限することはないとの立場を示した格好だが、非公式な形で旅行客の人数を絞るよう業界に圧力をかける可能性は否定できず、今後の動向が注目される。
馬報道官はまた、中国人旅行客の台湾での航空機乗り継ぎを今後拡大するかどうかについて、「両岸(中台)関係の発展の全体的環境を見据えることになる」と述べるにとどまった。
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