ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月28日_記事番号:T00061762
百貨店最大手、新光三越百貨は27日、今年の売上高目標は前年比2%増の810億台湾元(約2,900億円)と発表した。達成すれば過去最高更新となるが、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の目標も2%増の435億元、傘下の太平洋崇光百貨(太平洋そごう)も2%増の470億元で、40%増の230億元を目指す微風広場(ブリーズセンター)に比べ、大手3社は控えめな目標設定だ。28日付経済日報などが報じた。
遠東百貨は、大手3社で百貨店市場シェアの6割を占めており、目標の増収率が軒並み2%となったのは、今年の台湾域内総生産(GDP)成長率が約2%となる見通しで、百貨店業界は景気の影響を大きく受けるためと分析した。
新光三越の呉昕陽執行副総経理は、16日の総統選後、需要が4%高まったと指摘。今年は台湾全土の店舗で計20フロアを改装する計画で、うち売上高、利益への寄与度が大きい台北信義新天地店で8フロア、台中中港店で5フロアを改装し、台湾初進出の香港飲茶レストランなどを迎え入れると話した。このほか、下半期に電子商取引(EC)に参入し、パソコンやスマートフォンでネットショッピングができるサービスも提供する方針だ。
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