ニュース 電子 作成日:2016年1月28日_記事番号:T00061765
28日付電子時報によると、東芝、富士通、VAIOの3社がパソコン事業の統合に向けた交渉を行っていると報じられる中、東芝から今年度のノートPCの50%以上を受注したとみられる和碩聯合科技(ペガトロン)は、量産をすべて一時停止するとの通知を既に受けたと伝えられている。このため、日本3社の統合交渉が合意に近づいており、1月中に確定するとみられている。
ペガトロンの童子賢董事長。同社は今回の観測に対しコメントを控えている(中央社)
なお今回の統合はVAIOまたは富士通が存続会社となる可能性が高いとされ、これが事実とすれば両社製品の主な生産委託先となっている広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が恩恵を受けそうだ。
一方、ペガトロンについてはこれまで今年のノートPC出荷台数は前年比横ばいと予測されていたが、東芝からの受注が取り消しとなった場合、マイナス成長に陥る可能性が出ている。
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