新政党、時代力量の黄国昌主席らが28日、李登輝元総統を訪問した。李元総統は時代力量に対し、立法院で台湾の第２の民主化を推進してほしいと期待感を示した。29日付自由時報が報じた。
黄主席（後中）、2014年のヒマワリ学生運動のリーダーだった林飛帆氏（前右）らが李元総統（前左）を訪問した（28日＝中央社）
黄主席は、李元総統から時代力量に対する期待と励まし、および第２の民主化の過程での司法、ダイバーシティ（多様性）、教育改革に関する助言を受けたと述べた。また時代力量が立法院で、新たな政治の道を切り開き、社会の公平公正を実現するよう、期待をかけられたと語った。次世代のための教育改革を推進すると同時に、組織を徐々に拡大し、台湾の将来を考える若者を時代力量に加えるように言われたと話した。
立法委員に当選した同党の徐永明氏は、李元総統は時代力量が設立間もないのでブレーンが不足しているとしてリソース提供を申し出たほか、時代力量が今夏に日本や欧米の政党と交流するに当たり、日本の政界との交流に協力を表明したと明かした。
