求人求職情報サイト「yes123求人網」が企業760社を対象に行った求人に関するアンケート調査によると、86.8%の企業が春節（旧正月、2016年は２月８日）以降に人材募集を計画している。また、募集職の給与の平均額は３万417台湾元（約10万9,000円）で、前年比1.3%上昇、2009年の調査開始以来で最高となっている。29日付工商時報が報じた。
yes123によると、求人を予定する企業の割合は昨年よりもやや低下したものの、多くの企業が景気の底打ち反転を見込んで新規の人材募集を続ける方針だ。企業１社当たりの平均求人件数は10.4件となる。
なお、人材募集のうち60.5%は欠員補充で、26.3%は人員規模の拡張だ。求人意欲が最も高い業種は「飲食・宿泊・レジャー・旅行」で、次いで「卸売・小売り・貿易」だ。
