ニュース その他分野 作成日:2016年1月29日_記事番号:T00061778
行政院主計総処が29日発表した2015年の実質域内総生産(GDP、速報値)成長率は0.85%と1%を割り込んだ。昨年11月の予測を0.21ポイント下回り、世界金融危機が直撃した09年のマイナス1.57%以降で最も低かった。16年GDP成長率予測は2月19日に発表予定だ。世界経済情勢の悪化、中国経済の減速から、2%以下への下方修正が予想されている。昨年11月時点の予測は2.32%だった。中央社などが報じた。
昨年第4四半期の成長率はマイナス0.28%と従来予測より0.77ポイント低かった。主計総処は、輸出と個人消費が予想より良くなかったが、季節調整後の前期比成長率は0.79%だったことから、下げ止まり回復に向かっていると強調した。
昨年第4四半期のモノのとサービスの輸出はマイナス2.8%と、昨年11月の予測を1.71ポイント下回った。主計総処は▽世界経済の成長鈍化▽中国「紅色供給網(レッドサプライチェーン)」との競争激化▽電子製品の在庫消化▽農工原料価格の下落──などの影響で、米ドル建て輸出総額は前年同期比13.49%減少し、主要製品がほぼマイナス成長だったと指摘した。
昨年第4四半期の個人消費の成長率は1.64%と、昨年11月の予測を0.86ポイント下回った。新車登録台数は1.32%減少したが、モバイル端末人気で小売業の売上高は0.93%増加、飲食業は4.23%増加した。
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