ニュース その他分野 作成日:2016年1月29日_記事番号:T00061780
5月の政権交代までの次期行政院長に内定した張善政・行政院副院長は、聯合報グループのインタビューに応じ、政権交代までの期間も中台物品貿易協定の締結交渉を継続することが重要だとの認識を強調した。29日付聯合報が伝えた。
張氏は29日、ラジオ番組の取材にも応じた(29日=中央社)
中台物品貿易協定をめぐっては、一部からなぜ交渉を5月に発足する民進党政権に委ねないのかとの声が出ている。
張氏は「現在の交渉内容は中韓自由貿易協定(FTA)よりも有利な部分が含まれており、交渉が中断すれば、合意内容が白紙になってしまう」と述べ、民進党への政権引き継ぎに関しては、「交渉進展状況を詳細に説明する。民進党が受け入れれば交渉は続くことになる」と指摘した。
その上で、張氏は物品貿易協定の不確定要素として、中国側、立法院、民進党それぞれの態度を挙げた。その上で、「対岸(中国)が台湾と交渉を望むかどうかは、私の内閣で決定できる問題ではない」とし、民進党が交渉継続について態度表明を行えば、交渉がやりやすくなるとの見方を示した。
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