ニュース 電子 作成日:2016年1月29日_記事番号:T00061790
鴻海精密工業とアップルのスマートフォン、iPhone組み立ての受注を奪い合っている和碩聯合科技(ペガトロン)の童子賢董事長は28日、同社は大口顧客の製品の整備工場が台湾、中国、日本、米国にあると明かした。千葉県だけで800人、世界で2,000人を超える規模で、携帯電話、ノートパソコン、サーバーなどを修理している。29日付工商時報が報じた。
アップルはiPhoneが保証期間内に人為的ミス以外で故障した場合、直営店や代理店で整備済み製品に交換し、引き取った故障製品を整備工場で修理している。整備工場は組み立て工場に併設する場合が多く、鴻海の鄭州工場(中国・河南省)が最も知られている。
童ペガトロン董事長は、同社は法人向け、消費者向けいずれも扱っており、整備工場の規模は世界の受託生産メーカーで最大だと語った。
ペガトロンは台湾で、もともと華碩電脳(ASUS)のノートPCを主要製品とする桃園市の拠点で、iPhone修理を始めたようだ。米国カリフォルニア州でも元ASUSサービスセンターを使用しており、小規模なもようだ。中国は上海に整備拠点がある。
なお、緯創資通(ウィストロン)は日本に100~200人規模の整備部隊を擁する。
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