ニュース 電子 作成日:2016年1月29日_記事番号:T00061792
日本の発光ダイオード(LED)最大手、日亜化学工業が台湾のLEDパッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)に特許を侵害されたと主張していた訴訟で、米テキサス州東部連邦地裁はこのほど、原告勝訴の判決を言い渡した。
葉寅夫エバーライト董事長(右)は、中国メーカーとの価格競争で、今年は価格下振れ圧力を受けると話した(中央社)
同地裁はエバーライトと同社の米国子会社が日亜の特許3件を侵害していると判断した。エバーライトは特許は無効だと主張したが認められなかった。
日亜は「特許とその他知的財産権を保護するため、いかなる企業に対しても、全世界で適切な措置を講じ続ける」とコメントした。
一方、29日付工商時報によると、エバーライトは報道資料を出し、判決で販売禁止命令を求める要求が認められなかった点を評価した上で、「裁判官が日亜の主張を支持したことを尊重する。訴訟手続きは続いており、最終判決ではない」として、上訴する意向を表明した。
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