ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月30日_記事番号:T00061805
2月8日の春節(旧正月)を間近に控え、台北市の問屋街、迪化街では23日より年貨(春節用品・食材など)の販売セール「年貨大街」が開催されている。同セールは例年、歩くのも困難なほどの大にぎわいを見せるが、今年は不景気に加え記録的な寒波の到来や連日の雨が重なり、人出もまばらだ。貸し出されている露天スペースにも多数空きが出ている状況で、老舗商店の店主は「1996年にセールが始まって以来、20年で最も景気が悪い」と嘆いている。30日付中国時報が報じた。
迪化街に店舗を構える漢方薬卸売業者、元太蔘薬行によると、例年は春節の1カ月ほど前に企業顧客が購入に訪れ、2週間前から一般客が増えるが、今年は現在もまだ人で混雑するという状況にはなっていないそうだ。またこれまで企業顧客は5,000台湾元(約1万8,000円)の贈答セットを購入することも珍しくなかったが、今年は2,000〜3,000元でも購入をためらう状態だという。
また干し貝柱や干しアワビなどの乾物を扱う金其昌食品は、インターネット販売や百貨店などに市場を奪われていることも、年貨大街の売れ行きが悪い原因と指摘した。
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