ニュース 電子 作成日:2016年1月30日_記事番号:T00061811
半導体メモリー大手の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は29日、2015年の連結売上高は383億5,000万台湾元(約1,400億円)で、親会社としての純利益は32億9,100万元で約7%の増益を達成したと発表した。1株当たり利益(EPS)は0.9元で、過去5年で最高となった。46ナノメートル製造プロセスで生産したニッチ型製品の出荷増が貢献した。30日付経済日報が報じた。
昨年第4四半期は、車載用ニッチ型メモリーの好調により、売上高が98億4,000万元で、前期比3%、前年同期比約4割の増収となった。親会社純利益は8億1,700万元。
現在ウィンボンドのDRAMとフラッシュメモリーの売上比率は65%対35%で、詹東義同社総経理は、今年はフラッシュメモリーの比率が上昇すると予測。DRAMも、モバイル市場の開拓によるシェア拡大を見込んでいる。またDRAMは17年から30ナノ台製品に移行する計画だ。
今年の設備投資額は前年比約2倍の76億元を予定しており、テスト設備の増設に充てる考えだ。
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