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半導体景気に回復の兆し=SPIL董事長【図】


ニュース 電子 作成日:2016年1月30日_記事番号:T00061813

半導体景気に回復の兆し=SPIL董事長【図】

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)の林文伯(バウ・リン)董事長は29日、昨年は最終製品の需要が不振だったが、在庫調整が終わりに近づき、半導体景気の回復の兆しが見えてきたと語った。30日付経済日報などが報じた。

 同社が29日発表した2015年第4四半期純損失は2億1,200万台湾元(約7億7,000万円)で、13年第2四半期以来の赤字に転落した。プリント基板(PCB)最大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)の減損処理18億6,000万元などが赤字の原因だ。SPILは昨年12月に保有するユニマイクロンの株式4.97%の処分を董事会で決議している。

 昨年第4四半期連結売上高は前期比3.7%増、前年同期比3.1%減の207億6,500万元だった。昨年通年の連結売上高は前年比0.3%減の828億4,000万元、純利益は25.4%減の87億6,200万元だった。