ニュース 金融 作成日:2016年2月1日_記事番号:T00061826
日銀が異例のマイナス金利政策を導入したことを受け、台湾の市中銀行では円建て預金金利が事実上の「ゼロ金利」にまで引き下げられる見通しだ。31日付蘋果日報が伝えた。
市中銀行では円建て定期預金金利が現在は年0.05%となっているが、各行は1日にも同金利を最大で0.001%まで引き下げる見通しだ。定期預金金利が事実上のゼロ金利となるのは、ユーロ、スイス・フラン、スウェーデン・クローナに続き4通貨目となる。
ただ、銀行幹部は「日本はゼロ金利政策を取って久しく、台湾人はほとんど円建て預金をしていない。ほとんどが日本旅行目的に円安時に円に換えておくなどの需要だ」と述べ、実質的な影響はないとの見方を示した。
マイナス金利政策の導入で、円相場は下落しており、台湾元の対円相場は、先週の1元=3.479円から1日午前に同3.624円へと上昇した。
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