ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年2月1日_記事番号:T00061833
中国が今後3年間で粗鋼生産量を1億~1億5,000万トン削減する計画で、これにより需給均衡に向かい、国際鉄鋼価格が安定し、中国鋼鉄(CSC)も恩恵を受けそうだ。1日付経済日報などが報じた。
中国の習近平国家主席は26日、中国共産党中央委員会財経領導小組の会議で、国家発展改革委員会などに対し、生産能力、在庫を削減し、コストを低減する構造改革案を指示した。
中国国家統計局の発表によると、中国の昨年の粗鋼生産量は8億トン余りで前年比2.3%減少し、34年ぶりのマイナス成長だった。設備稼働率は68.72%にすぎず、生産過剰は1億200万トンに上る。
CSCの主管は、日本の鉄鋼大手がアジアの価格下落が一段落したと判断しており、鋼材のオファー価格は前年末より10%以上上昇したと指摘した。
同社が30日に発表した昨年連結売上高は2,850億台湾元(約1兆円)で前年比22.2%減、税引き前利益は95億600万元で100億元を割り込んだ。昨年12月の税引き前損益はマイナス19億8,300万元で、世界金融危機以来で最大の赤字だった。
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