ニュース 政治 作成日:2016年2月2日_記事番号:T00061852
新会期を迎えた立法院で1日、立法院長と副院長を選出する投票が実施され、1月16日に行われた立法委員選挙で単独過半数となる68議席を獲得した民進党の蘇嘉全氏が院長に、蔡其昌氏が副院長に当選した。国民党の立法委員以外の人物が院長に就任するのは同院が発足した1928年以来初めて。中央社が1日伝えた。
蘇立法院長(左)と蔡副院長(右)。両氏は正副議長の中立性を最大化するため、民進党中央常務委員などの党職を辞任する(1日=中央社)
同日午前に行われた院長選挙で蘇氏は民進党の68票、時代力量の5票、無所属1票の計74票を獲得。国民党所属の賴士葆氏の35票を大きく上回り、過半数を得て当選を果たした。
蘇氏は当選後、「人民の利益と期待を基に改革を進め、国を豊かにし国民に利する法案に重きを置く」と表明。また、直ちに民進党中央常務委員など全ての党職を辞任すると述べた。
なお、新院長の就任に伴い、これまで歴代最長となる17年にわたり院長を務めてきた国民党の王金平氏がその任を離れることになるが、今後、党内本土派の重鎮として同氏がどのような立ち回りを見せるかに注目が集まっている。
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