ニュース その他製造 作成日:2016年2月2日_記事番号:T00061866
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比4.7ポイント上昇の51.3で、「景気拡大」と「景気後退」の境目である50ポイントを7カ月ぶりに上回った。ただこれについて中経院の呉中書院長は、「春節(旧正月)前の在庫消化を反映したもので、景気が回復しているかどうかは依然として観察が必要」との認識を示した。1日付工商時報が報じた。
また呉院長の見方を裏付けるように、製造業購買担当者の今後半年間の景気に対する見通しを示す指数は42.5と前月比4.5ポイント上昇したものの、6カ月連続で50を割り込んだ。
一方、1月の非製造業総合指数(NMI)は前月比1.2ポイント低下の48.8で「景気後退」に転落した。PMIの指数がNMIを上回るのは非常にまれなケースで、これについて中華採購与供応管理協会(中華サプライマネジメント協会、smit)の頼樹鑫執行長は「慎重に見守る必要がある」と語った。
なおNMIの今後半年間の景気に対する見通しのうち、建設・不動産業の指数が18.1と最も悲観的だった。
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