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ギガストレージグループ、16年売上高2割増も


ニュース その他製造 作成日:2016年2月2日_記事番号:T00061868

ギガストレージグループ、16年売上高2割増も

 太陽電池用シリコンウエハーメーカー、国碩科技工業(ギガストレージ)の陳継明董事長は1日、今年は本業売上高で前年比30%以上増の40億台湾元(約140億円)を目指し、同社が54%出資する太陽電池用導電性ペースト最大手、碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)と合わせ、グループ売上高200億元が目標だと表明した。証券会社は、太陽電池市場の需要が旺盛なため、前年比20%増の220億元も狙えると指摘した。2日付経済日報などが報じた。


陳董事長は、太陽光発電事業の規模拡大で、粗利益率が徐々に上昇すると予想した(1日=中央社)

 ギガストレージはタイ工場を拡張し、第2四半期に量産入りする計画だ。また、傘下の碩鑽材料が春節(旧正月、今年は2月8日)後に中国江蘇省の塩城市でダイヤモンドワイヤ工場を着工する。9月に稼働して中国市場の需要に対応する。早ければ年内の黒字化を見込む。

 ギガソーラーの売上高のうち約80%はフロントサイド銀ペーストが占める。昨年の出荷量は500トン以上と前年から倍増した。証券会社は、今年の出荷量は前年比40%以上増の700〜800トンと予想した。