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学割悠遊カードで不正乗車、罰金50倍に


ニュース 社会 作成日:2008年3月19日_記事番号:T00006187

学割悠遊カードで不正乗車、罰金50倍に


 台北市は18日、「台北市学生聯営バス優待弁法」の規定を修正し、学生用の「悠遊カード」を使って市営バスに不正乗車した場合、そのカードを没収し、一般カード(券面額750台湾元)の50倍に相当する最高3万7,500台湾元(約12万2,000円)の罰金を課すことを決定した。

 市営バスの乗車料金は目下一般が15元なのに対し、学生は2割の学割が適用されるため12元だ。学生用悠遊カードは記名式ではないため、学生証さえあれば誰でも購入でき、遺失したと言って再購入するのも簡単だ。購入が容易という盲点が、不正乗車がはびこる原因となっている。

 台北市交通局の統計によると、学生用悠遊カードを利用した不正乗車は、発覚後に差額を支払ったケースを除いても、昨年1年間で6,000件以上に上る。不正乗車による損害額は年間2,000万元を超えると推測され、市にとっては頭の痛い問題だ。

 不正乗車の識別に役立つのが、悠遊カードの読み取り時に出る音。一般用悠遊カードは「ピッ」と1回鳴るが、学生用は「ピッ、ピッ」と2回鳴る。不正利用の疑いがある場合は乗客に対して学生証の提示を求めることができ、乗客は提示する義務がある。

 なお、学生用悠遊カードには、購入時に提示した学生証に記載されている卒業日時がインプットされているため、「卒業後」は学割料金ではなく、一般料金が差し引かれる仕組みになっている。