ニュース その他分野 作成日:2016年2月3日_記事番号:T00061880
桃園市政府環境保護局は2日、市内を流れる河川の新街渓、埔心渓で汚水総量規制を先行実施すると発表した。3日付工商時報が伝えた。
違反が深刻な場合、今後、汚水排水を許可しない(2日=中央社)
これに先立ち、行政院環境保護署(環保署)は昨年12月、桃園市、台中市、彰化県の農地の重金属による土壌汚染を防ぐため、工場排水に対する規制を厳格化すると発表しており、先行実施する桃園市に加え、残る2県市でも年内に導入される見通しだ。
桃園市での対象地域は1万ヘクタールに及び、既存工場には2年間の移行期間内に▽銅▽亜鉛▽ニッケル▽カドミウム▽総クロム▽六価クロム──の重金属6種について排出基準の厳守が求められる。対象地域は1級、2級の管制区に分けられ、1級管制区では工場の新設が禁止される。
今回の汚水総量規制導入では、日月光半導体製造(ASE)中壢工場、中壢工業区などが影響を受けるとみられる。
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