ニュース 社会 作成日:2016年2月4日_記事番号:T00061900
台中栄民総医院埔里分院で昨年10月、妊婦に誤って経口妊娠中絶薬を処方するミスがあったことが分かった。4日付蘋果日報が伝えた。
誤処方を受けたのは、同院に勤務する女性(30)。女性は妊娠7カ月に入った際、体調不良を覚え、同院を受診。医師は口頭で子宮収縮を抑える張り止め薬「Anpo」を処方したつもりだったが、薬剤師は発音が近い経口妊娠中絶薬「Apano」と取り違え、女性も気付かずに2錠を服用した。
医師は1時間後に誤りに気付き、女性は直ちに彰化基督教病院に転院して処置を受け、昨年12月に男児を出産したという。ただ、経口妊娠中絶薬には胎児に障害を起こすリスクがあるため、出産後も経過観察が続いている。
女性から通報を受けた南投県政府衛生局は、病院側に説明を求めており、場合によっては処分を下すことにしている。女性は病院と医師らを業務上過失傷害の疑いで告訴することも辞さない構えだ。
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