ニュース その他分野 作成日:2016年2月4日_記事番号:T00061903
北朝鮮はこのほど、中国との国境を流れる鴨緑江下流の威化島に台湾企業向けのハイテク工業団地を造成することを認可した。台湾企業の世晶科技控股などが整備計画の立案や企業誘致、運営を担当する。4日付工商時報が伝えた。
威化島は面積12.27平方キロメートルで、北朝鮮の国境都市、新義州市に属し、対岸は中国遼寧省丹東市だ。下流には中国と北朝鮮の国境貿易区である「新義州特別行政区」もある。
世晶科技が中国の深圳漢正国信投資控股と共同で整備する「世晶科技産業園区」は、計画面積が38平方キロメートルで、北朝鮮政府がこれまでに指定した「自由貿易区」の一つだ。運営は世晶科技が担当する。
世晶科技は台湾のLED(発光ダイオード)照明メーカー、世晶緑能科技の関連会社とされる。世晶科技は北朝鮮の安価な労働力や法人税10%という優遇税率などを武器に企業誘致を進める構えだが、北朝鮮の特殊性を考えると、誘致がスムーズに進むかどうかは不透明だ。
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