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台湾株、1年で時価総額3.8兆元減


ニュース 金融 作成日:2016年2月4日_記事番号:T00061907

台湾株、1年で時価総額3.8兆元減

 台湾株式市場は春節(旧正月)前の最後の取引日となった3日、原油安と米株安が響いて加権指数が前日比68.24ポイント(0.84%)安の8,063ポイントで引けた。これにより、旧暦のひつじ年は時価総額が前のうま年の暮れに比べ14.01%(3兆8,662億台湾元=約14兆円)減の23兆7,220億元となった。減少額は世界金融危機の影響を受けた2009年以降で最大。4日付工商時報などが報じた。

 943万人の個人投資家は、単純計算で1人当たりで持ち株の資産価値が41万元減ったことになる。

 加権指数はひつじ年に1,466ポイント(15.3%)下落した。下落率は過去4年で最大。4月28日には15年ぶり高値となる10,014ポイントまで上昇していた。

 ひつじ年の外資売り越しは1,303億元。うま年は4,577億元の買い越しだった。

 今年の台湾株式市場は上半期は荒れ相場となり、下半期以降に回復すると予想されている。