太陽電池メーカー、昱晶能源科技（ジンテック・エナジー）は３日、２月に３〜５％の昇給を実施すると発表した。昨年第３四半期に単期での黒字転換を果たした同社は、今後も好調な業績が見込め、従業員の士気を高めたいとして昇給を決めた。同社の全面昇給は約６年ぶり。４日付経済日報が報じた。
ジンテックは昨年第４四半期も前期を上回る業績を記録したとみられるほか、今年第１四半期は年産能力350MW（メガワット）のタイ新工場が稼働する予定でさらなる業績成長が見込まれる。
また好調が続く太陽電池業界では、新日光能源（ネオソーラーパワー）も今年、例年通り昇給を実施する。昇給幅はこちらも３〜５％となる見通しだ。
