ニュース 農林水産 作成日:2016年2月5日_記事番号:T00061931
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)、屏東県と高雄市の衛生局などはこのほど、消費期限の切れた冷凍の鶏モモ肉とアヒル肉を台湾各地に販売していた疑いで典味食品(屏東県九如郷)と福宥
(高雄市)を摘発し、冷凍倉庫などから肉製品72トンを押収した。5日付蘋果日報が伝えた。
鶏モモ肉は典味食品が海外から輸入したもので、消費期限が9カ月切れても販売を継続していた。アヒル肉は典味食品が福宥から仕入れたもので、福宥は消費期限切れを知りながら販売していた。検察は食品安全管理法違反と詐欺の疑いで取り調べを進めている。
当局によると、問題の肉製品は台湾各地の9県市に流通したとみられ、流通量は正確には分からないとした。業者側は最終流通先について、「軽食店やレストランに販売していた」と説明している。
福宥は出荷先が検察の捜索を受ける可能性が高まったことから、出荷先から消費期限が切れたアヒル肉を回収し、自社の冷凍倉庫に隠していたことも分かった。
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