ニュース 電子 作成日:2016年2月15日_記事番号:T00061961
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が5日発表した1月連結売上高は前月比20.2%減、前年同月比41.5%減の211億台湾元(約730億円)で、2010年2月以来の最低だった。友達光電(AUO)は前月比5.7%減、前年同月比24.4%減の242億9,000万元で、12年1月以来で最低だった。非需要期に加え、中国メーカーが減産しないことによる市場の過剰生産が打撃となった。6日付工商時報などが報じた。
イノラックスの大型パネル出荷枚数は前月比19%減の827万枚、中小型パネル出荷枚数は23.4%減の1,840万枚だった。AUOの大型パネル出荷枚数は12.1%減の782万枚、中小型パネル出荷枚数は11%減の1,138万枚だった。
両社は業績説明会で、第1四半期の大型パネル出荷枚数は前期比10~15%減少すると予測した。
証券会社は、両社は第1四半期も赤字が続き、通年でも4年ぶりに赤字に転落すると予測した。
市場調査会社、IHSは、世界の液晶パネル市場の余剰生産能力は今年12%に、16年は14%に拡大すると予測した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722