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《台湾南部地震》傾いた京城銀ビル、速やかな撤去指示


ニュース 社会 作成日:2016年2月15日_記事番号:T00061969

《台湾南部地震》傾いた京城銀ビル、速やかな撤去指示

 台湾南部地震の影響で、台南市新化区の11階建てビルが垂直状態より15度傾き、倒壊の危険があるため、周辺は立ち入り禁止となり、住民が避難している。ビルは幹線道路に面しているため、頼清徳台南市長は13日、同日から15日以内に建物を解体撤去するよう求めた。14日付聯合報などが伝えた。


傾斜した京城銀ビル。京城銀は「当行の財務への影響はない」とコメントした(6日=中央社)

 同ビルでは人的被害はなかったが、建物が隣接する民家にもたれかかるように傾いているほか、道路を挟んだ向かい側にはガソリンスタンドがある。

 ビルは中南部を地盤とする京城商業銀行(キングズ・タウン・バンク)の所有で、1階にあった同行新化支店は営業できない状態となっため、別の場所に臨時営業拠点を設けて15日より営業を再開した。

 台南市ではこのほか、多数の死傷者を出した維冠金龍ビル(永康区)をはじめ、東区で長東街市場アパート(4階建て)など84棟が倒壊の危険がある「危険建築物」に指定された。