ニュース 社会 作成日:2016年2月16日_記事番号:T00061977
台湾南部地震で倒壊した台南市永康区の「維冠金龍ビル」について、頼清徳台南市長は15日、地盤に問題がなければ、元の土地にビルを建て直すことが可能で、容積率奨励制度により、元のビルよりも高いビルを建てることも視野に可能性を検討していくことを明らかにした。16日付蘋果日報が伝えた。
周辺住民は、台南市政府はまず住民の不安を取り除かなければならないと指摘した(15日=中央社)
頼市長は「住民の多数が同意すれば、都市再開発の方式で建て直しが可能だ。ただし、どれだけ高い建物を建てられるかは、建築士や構造技師による評価が必要になる。他の用地を探す必要がある場合には、市政府が経費が許す範囲で支援を行う」と説明した。
ただ、被災間もない住民からは「ビルには住みたくない。公園化した方がましだ」といった声も上がっており、同ビル住民との調整は難航も予想される。
倒壊現場では、緊急の撤去作業が進められた結果、現場そばを通る幹線道路、永大路が15日未明までに通行できるようになった。
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