ニュース その他分野 作成日:2016年2月16日_記事番号:T00061980
次期総統への就任が決まっている民進党の蔡英文主席は今後、産業界の視察を順次行う計画だ。まずクリーンエネルギー産業から着手する方針で、18日に屏東県佳冬郷で開催される台湾初の水上太陽光発電施設の稼働式典に出席する。16日付経済日報が報じた。
蔡主席は屏東県で台湾初の屋外スマート型マイクログリッド(小規模発電網)も視察する(15日=中央社)
蔡主席はこれまでに、世界的な景気の変動や中国「紅色供給網(レッドサプライチェーン)」の台頭への対応策として、▽台南市におけるクリーンエネルギー研究開発(R&D)センター設置▽台北市、台中市、高雄市における国防産業クラスターの形成▽桃園市におけるモノのインターネット(IoT)やスマート型製品産業を中心とする「アジア・シリコンバレー」形成▽台北市〜台南市にかけてのバイオ産業クラスター形成▽台中市を中心とする精密機械産業の振興──から成る「5大革新・研究開発産業計画」を発表している。
今回の視察は同計画に基づいて進める方針で、今後4月初めにかけて▽バイオメディカル▽精密機械▽IoT▽ICT(情報・通信に関連する技術の総称)▽国防・航空宇宙▽新農業▽ハイエンド材料──の各産業を巡る予定だ。
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