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鉄分過剰摂取、「がんリスク25%増」


ニュース 食品 作成日:2016年2月16日_記事番号:T00061991

鉄分過剰摂取、「がんリスク25%増」

 健康に関する社会問題に取り組む財団法人、董氏基金会は15日、国家衛生研究院が2014年に発表した研究結果に基づき、鉄分を過剰摂取すると、がんの発症リスクが高まると警告した。16日付自由時報が伝えた。

 それによると、台湾人に鉄分不足はまれで、女性の57.6%、男性の77.2%で血中鉄分濃度が正常値(血液1デシリットル当たり80マイクログラム)を上回っているという。鉄分濃度が同120マイクログラムを超えると、がん発症率が25%、がんによる死亡率が39%高まることが分かっている。さらに、同140マイクログラムを超えると、肝臓がんの発症率が2.98倍になるという。

 董氏基金会は「長期にわたり過剰摂取すると、かえってデメリットが大きく、がん発症リスクを大きく高めることになる」と指摘した。