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高級スーパー昨年も好調、食の安全意識向上が追い風


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年2月17日_記事番号:T00062009

高級スーパー昨年も好調、食の安全意識向上が追い風

 高級スーパーマーケット「シティースーパー」は昨年8%の増収となった。運営する遠東都会(シティースーパー)によると、一昨年の頂新国際集団による不正食用油事件を受けて、オリーブオイルが企業の贈答品として好まれるようになり、売上高に貢献した。増収幅は前年に比べ縮小したが、比較対象の2014年の数値が高かったためで、今年は初めて遠東集団(ファーイースタン・グループ)以外の台茂購物中心(タイモール、桃園市蘆竹区)に出店することもあり、2桁増収を目標に掲げる。17日付工商時報が報じた。

 太平洋崇光百貨(太平洋そごう)忠孝館(台北市大安区)のスーパーマーケット、Fresh Martも、企業の社会的責任(CSR)にのっとった食材認証が売上高1割増に貢献した。同店では、安全な食品を求める消費者の要求が昨年の成長の鍵となったと説明した。

 一方、ジェイソンズ・マーケット・プレイスも、環球購物中心(グローバルモール)中和店(新北市中和区)や、中茂新天地(桃園市桃園区)への進出によって2桁成長となった。今年は先月、新北市林口区にオープンした「三井アウトレットパーク(MOP)台湾林口」に進出しており、新店効果で少なくとも15%の増収を狙う。