ニュース 電子 作成日:2016年2月17日_記事番号:T00062018
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は16日、インドのベンガルール(カルナータカ州)に100万ワット(W)規模の電源変換や電力特性など高等技術の研究を行う研究開発(R&D)センターを、ホスアー(タミル・ナド州)に同国内市場を主要ターゲットとする新工場を設置すると発表した。同社にとってホスアー工場はインドで3カ所目の生産拠点となり、2017年初めの稼働を予定している。17日付工商時報が報じた。
鄭崇華デルタ名誉董事長(右2)はタミル・ナド州政府関係者らと新工場用地を視察した(16日=中央社)
デルタによると、ホスアー工場では通信用電源システム、工業用自動化ソリューション、無停電電源装置(UPS)システム、太陽光発電用分散型インバーターなどを供給する予定で、同工場をインド最大の生産拠点としたい考えだ。一方、ベンガルールのR&Dセンターは3年以内に500人の研究員を招へいする計画。
デルタはインドにおいて既に20年以上事業を展開しているが、同国では近年、第3世代通信サービス(3G)、4Gが普及する一方で電力供給が安定しない中、デルタの通信用電源システムや太陽光発電関連製品、UPSシステムの販売量が大幅に増加しており、インド子会社の売上高は03年の600万米ドルから昨年は1億7,000万米ドルまで急激に成長している。
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