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1月機械設備輸出額1割減、中国需要の不振響く


ニュース 機械 作成日:2016年2月18日_記事番号:T00062037

1月機械設備輸出額1割減、中国需要の不振響く

 台湾区機器工業同業公会(TAMI)と台湾区工具機零組件工業同業公会(TMBA)が発表した統計によると、1月の機械設備輸出額は前年同月比10.8%減の17億3,000万米ドルで、中でも工作機械輸出額は2億1,600万米ドルと前年同月比24.9%減少した。地域別では中国向けの機械設備輸出額が36%減、このうち工作機械輸出額は35.1%減となり、中国市場の需要不振が全体に影響した。中国では産業高度化に伴い、機械設備および工作機械に対し、スマート化、自動化、カスタマイズ化が求められている。18日付工商時報が報じた。

 ただ王正青TAMI秘書長は、1月の輸出額がマイナスながら業界予想を上回ったこと、および最近日本円が短期間に1米ドル=120円から113円へと8%上昇して台湾業者に有利となったことから、通年輸出額は前年比5%増えると見込んでいる。