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台湾初の慰安婦記念館、9月迪化街にオープン


ニュース 社会 作成日:2016年2月19日_記事番号:T00062053

台湾初の慰安婦記念館、9月迪化街にオープン

 台湾初となる元慰安婦の記念館「阿嬤家」が今年9月、台北市迪化街にオープンする。元慰安婦への支援活動を行っている女性人権団体「婦女救援社会福利事業基金会」が築80年、3階建ての古民家を改築して設けるもので、3月8日に看板掛けを行う。同館では元慰安婦たちに関する展示の他、人権や反暴力に関するイベントも不定期で開催する予定だ。自由時報電子版が報じた。


婦女救援基金会は慰安婦支援活動を始めて今年で25年になる(中央社)

 康淑華同基金会執行長は、記念館は10年以上前から計画していたが、生存する台湾人元慰安婦は3人のみとなったことから民間の力を借りて開館を急いだと説明した。費用はすべて民間から集めたが、まだ1,000万台湾元(約3,400万円)不足しているという。康執行長は、記念館から人権、反性差別・暴力の理念を発信し、元慰安婦たちが心の傷を癒してきた経験を同じように心の傷を抱える人たちに伝えていきたいと語った。