ニュース 電子 作成日:2016年2月19日_記事番号:T00062068
中華電信の蔡力行董事長は18日、中華電信研究院の一部を独立させる形で、光電関連の新会社を設立する方針を明らかにした。19日付工商時報が伝えた。
新会社は軍用の暗視装置、工業用カメラ、近赤外線による農産物検査、顔認識システムなどの生産を見込む。新会社は既に設立手続きに入っている。
中華電信研究院には現在、約1,500人の研究開発(R&D)スタッフが在籍している。今年も30~50人の増員を見込んでおり、今後も毎年30億台湾元(約100億円)以上を投じ、先進技術の開発に取り組んでいく計画だ。
同院から10年前に独立した中華精測科技(CHPT)は、昨年17億2,500万元を売り上げ、1株当たり純利益(EPS)は前年を77%上回る14.77元に達した。現在は興櫃市場(未公開株取引市場)で最高の株価を誇り、3月には店頭上場を目指している。中華電信は光電分野の新会社もグループの新たな収益源へと育成していく構えだ。
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