ニュース 金融 作成日:2016年2月22日_記事番号:T00062083
政府系銀行8行は昨年、預金残高が計7,800億台湾元(約2兆6,000億円)近く増え、多くの銀行で伸び幅が過去5年で最大となった。ドイツ銀行の破綻観測に端を発する欧州債務危機の再発懸念、人民元・中国株の大幅下落などを受け、台湾の企業や大口の個人投資家が海外投資を手じまい、資金を安全な銀行預金に移したことが主因だ。22日付工商時報が報じた。
8行の預金残高の市場シェアは5割以上。昨年の預金残高増加額のうち、外貨建てが約4,250億元と過半を占める異例の事態となった。
8行のうち6行の預金残高伸び幅は5%を上回り、このうち兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)の7.85%が最大だった。同行は昨年、預金残高が約1,500億元増え、うち1,000億元相当が外貨建てだった。
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